モンテッソーリ教育を意識しながら習い事を始める方法【英語教育や受験なども】

モンテッソーリ教育を意識しながら習い事を始める方法【英語教育や受験なども】
モンテッソーリ教育を意識しながら習い事を始める方法【英語教育や受験なども】
  • そもそもモンテッソーリ教育って何?
  • モンテッソーリ教育は他の教育とはどう違うの?
  • モンテッソーリ教育してたら他の習い事はできない?

幼児を対象とした教育方法はいろいろありますが、中でもモンテッソーリ教育に関心の高いご家庭は多いのではないでしょうか。
この記事では、モンテッソーリ教育の概要について解説していきます。
また、他の幼児教育との組み合わせ方についても解説していきたいと思います。

いろいろある教育方法の中で、モンテッソーリ教育をご家庭に取り入れるかどうかの一つのきっかけになればと思います。


本記事の内容(目次)


1.モンテッソーリ教育の思想

モンテッソーリ教育を意識しながら習い事を始める方法【英語教育や受験なども】

モンテッソーリ教育とは、子どもが主体の教育法

モンテッソーリ教育の基本的な考え方は、 子どもの「自ら育つ力」が発揮されるために、大人は発達に見合った環境を整える
というものです。

つまり、子どもは「育てる」存在ではなく、「自ら育っていく」存在なのです。
大人がするべきことは、子どもを観察し、環境を整え、必要なかかわりをすることです。

大人が子ども達に一方的に知識を与えたり、やることを決めたりしません。
子どもは自分でやりたいことを見つけます。
もし間違いがあれば自分で気付いて訂正し納得出来るまで取り組み、自分で自分を教育していきます。



モンテッソーリ教育は「英才教育」ではなく「生きる力」を身につける教育

モンテッソーリ教育は、子どもたちがその後の人生を幸せに生きるために、豊かな人格形成の土台を育むことを目的としています。 子どもたちは自由が保障された中で、様々な物事に能動的に関わり、集中力、粘り強さ、解決力、満足感などを獲得していきます。

就学前の乳幼児期から言語、算数、文化などの教育を行うことから、どうしても「英才教育」の印象があります。 しかし、モンテッソーリ教育の目的は、下記の人間を育てることにあります。
・自立している
・有能
・責任感と他人への思いやりがある
・生涯学び続ける姿勢を持つ
結果として知能が伸びたということはありますが、知能を伸ばすことが目的ではありません。



モンテッソーリ教育とSTEAM教育は共通点が多い

クラビノでは、過去に何度か「STEAM教育」について紹介させて頂きました。
STEAM教育は、人間の潜在力を伸ばすことを目的とした能動的な学びのモデルであり、主体は、児童や生徒たち。これからの教育はSTEAM教育に向かうと言われてます。

モンテッソーリ教育は、このSTEAM教育と共通点が多いです。
モンテッソーリ教育には、能動的に学び、複数の領域を融合して考え、人の役に立とうとする考え方が身についていきますので、幼児期よりモンテッソーリ教育を実践することは、STEAM教育へのスムーズな移行へと繋がっていきます。




2.年齢別に見たモンテッソーリ教育の考え方

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子どもの発達は4つの段階に分類される

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発達の4段階
モンテッソーリ教育は、人間の成長を4つの段階に分けます。 そして、それぞれの段階は変容期と安定期を繰り返しています。

【変容期】
とても変化が激しい時期。
親は注意をしなくてはならない時期。

【安定期】
心身共に成長が安定している時期。
親も少し安心して良い時期。


第1段階:0~6歳(幼年期)※変容期

モンテッソーリ教育の柱となっている、人生において最も重要な時期。
この時期に「自分」という「個」を創ります。 6歳以降にはないスピードとエネルギーで周りの環境全てを吸収し、能力を発達させていきます。
人生を生き抜く為に必要な力の80%が、この時期に備わります。
さらに幼年期は、前期(0~3歳)と後期(3~6歳)の2つの時期に分けられます。

第2段階:6~12歳(児童期)※安定期

知的欲求が高まり、想像力や思考力が豊かになる時期。
抽象的な概念を理解するようになりますが、まだ実体験から学ぶことが多く、実際の体験を通して多種多様な文化に触れることで子どもの世界が広がります。
友人との関係が大切になってくる時期で、仲間と過ごすようになります。
社会のルールを学び、モラルと道徳心が生まれ、正義感が高まる時期でもあります。

第3段階:12~18歳(思春期)※変容期

心も体も、大人へ向かって激しく変化していく時期。
この思春期も、前期(12~15歳)と後期(15~18歳)の2つの時期に分けられます。
特に前期の12~15歳はホルモンが大きく変化し、心身共に大きな変化がある時期です。
友人に認められているかどうかが重要で、心の安定を左右します。
幼年期のニーズが十分に満たされなかった子どもの多くが、この思春期に何らかの問題行動を起こすと、幼年期と思春期の関連性を指摘しています。

第4段階:18~24歳(青年期)※安定期

経済的にも精神的にも自立した大人へと成長する時期。
自分の職業や専門分野に目覚める時期。




幼年期の6年間は前期と後期で決定的な違いがある

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幼年期の6年間
モンテッソーリ教育では、幼年期の6年間を前期と後期の二つに分けて考えます。
この2つの時期は、意識の状態が決定的に違います。

前期(0~3歳)は『無意識』の時期

この時期は「自分=個」の基礎を創る時期です。 まだ「意識」というものが芽生えておらず、多くの時間を「無意識」的な状態で何かをしています。
やりたいことを我慢して、みんなと一緒に同じことをするのがとても難しい時期です。

後期(3~6歳)は『意識』の時期

この時期は「個」をさらに細かく創り上げ、洗練させる時期です。
3歳以降になると、「意識的に」物事に取り組むようになってきます。




幼年期の6年間は『吸収する精神』が常にフル稼働している

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吸収する精神
吸収する精神とは、周囲の環境を何でも吸収する特別な心です。 この6年間を通して、常にフル稼働しています。
特別に脳が努力しなくても、頑張らなくても、周りの全ての詳細を身に付けようとします。
吸収する精神は、前期と後期では吸収の仕方が違います。

前期(0~3歳)は無意識に吸収をする。

ありとあらゆる全ての刺激や情報を吸収する

後期(3~6歳)は意識的に吸収をする。

なんでも吸収するのは、前期と一緒。
意識的に自分から吸収する姿が見られる。




幼年期の6年間は『敏感期』という能力発達のベスト時期がある

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敏感期の種類
子どもの成長過程において、「この能力が発達するベストな時期」というものがあります。 このベストな時期を、モンテッソーリでは「敏感期」と呼びます。
「吸収する精神」が全体を丸ごと吸収するのに対して、「敏感期」はスポットライトを当てたように限定的に強く能力の獲得をします。
敏感期には大きく分けて6つの種類に分類されます。

言語の敏感期

0〜6歳。 言語に対して強い興味を示す

感覚の敏感期

0歳〜4歳半前後。 外界からの刺激を感じたくて仕方ない時期

秩序の敏感期

0歳〜4歳前後(1歳半〜3歳がピーク)。 「いつも同じ」であることに強いこだわりを見せる

運動の敏感期

10ヵ月〜4歳前後。 動きたい衝動や手を使いたい衝動を示す

小さいものの敏感期

1歳半〜3歳前後。 小さなゴミ、髪の毛、石などに敏感に反応して拾おうとする

社会性の敏感期

2歳半〜6歳前後。 人の役に立とうとする





3.モンテッソーリの教室ではどんなことをするのか

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0~3歳までは、7つの教育環境が用意されています

1.粗大運動の活動

ずり這いから歩行までの運動の獲得を援助します。

2.微細運動の活動

手、指を使った運動をさします。握る、落とす、たたくなどの動きを通して微細運動の獲得を促します。

3.日常生活の練習

粗大運動と微細運動が複合的に合わさった活動です。
着衣枠、観葉植物の世話などの活動が含まれます。

4.言語教育

「話しことばの敏感期」による言葉の発達段階に合わせてきめ細かなステップを用意し、豊かな語彙を養います。

5.感覚教育

「感覚の敏感期」を考慮し、発達段階や興味に応じた感覚教具に触れることで、感覚の洗練と知性の覚醒を促します。

6.音楽

音楽を聴くこと、楽器を鳴らすこと、歌うこと、踊ることなどを促す環境を用意します。

7.美術

目と手の協応動作の獲得を促すだけでなく、思いのまま自由に表現することを楽しんでもらいます。



3~6歳までは、5つの教育環境が用意されています

1.日常生活の練習

幼児は大人のすることを何でも真似したがります。
その「模倣期」と「運動の敏感期」とを利用して、自分の身体を意志どおりにコントロールする能力を身につける場が「日常生活の練習」です。
「子どもはできないのではなく、やり方を知らない」という考え方に立って、正確にやり方を伝えます。
自分のことが自分でできるようになった子どもは、「自立」に向けて大きな一歩を踏み出します。
具体的には、歩く、はさみで切る、コップに水を注ぐ、ボタンをかける、室内を掃く、洗濯をするなど、実生活と密接に関連する多くの活動があります。

2.感覚教育

3歳過ぎの子どもは、感覚器官がほぼ発達を遂げ、さまざまな感覚刺激に対して敏感です。
小さな物を見つけたり、かすかな音を聞きつけたり、微妙な匂いや味を区別したりします。
その「感覚の敏感期」を利用して、意識して感覚器官を使って練習するのが『感覚教育』です。

練習によって感覚器官が洗練されれば、外界からより精確でバラエティに豊んだ情報を収集できるようになり、知性や情緒が発達します。
『感覚教育』は『言語・算数・文化教育』という知的教育分野の基礎となる大切な役割を担っています。

3.言語教育

子どもは「言語の敏感期」の時期に自分の周囲で話されていることばを母語として獲得します。ことばの量や質は環境に左右されます。
子どものことばの発達段階に合わせてきめ細やかなステップを踏んで、語彙を豊かにすることから始まり、最終的には文法にまで至ります。
文字を書くこともまた、『日常生活の練習』や『感覚教育』で養った手や腕をコントロールする力を利用しながら、身につくような工夫がされています。
したがって子どもは、文字に興味をもった時期に知らず知らずのうちに文字を書いたり読めるようになるのです。

4.算数教育

車のナンバープレートの数字や物の大きさ、量に興味を示す「数の敏感期」が幼児期には表れます。
そのときに数に関する教具の環境があれば、子どもは容易に吸収しますが、モンテッソーリ教育の算数教具はただ単に数を唱えるものではなく、数量が具体物で表され、手で扱えるようになっています。
そしてそれらは、感覚教具からの継続として準備されています。既知から未知へ、子どもはスムーズに導かれます。
四則演算でいえば、実際に1000個のビーズからなる重い立方体から、色と数字で数量を表す切手という半抽象の段階を経て、暗算という完全な抽象の段階へと無理なく至ります。

5.文化教育

『文化教育』は、「ことば」と「数」以外の子どもの興味を対象とした幅広い分野です。 歴史、地理、地学、動・植物など、小学校の社会科、理科に相当する分野を扱います。 子どもの知りたいという要求に応え、興味の種を可能な限り多く蒔くことを目的とします。 ほかの4分野が統合された総合学習としても考えられます。



おすすめのモンテッソーリ教室3選

45年の歴史を持つ「知能研究所」の認定幼児教室です。子どもが自ら楽しんで学んでいく力を伸ばし、知的好奇心を持って取り組める様な教材・IQ教材(地研ボックス)もレッスンにて使用いたします。
「週1日からはじめられるモンテッソーリ教育」がコンセプトの教室。モンテッソーリ教育をよりたくさんのこどもたちにという思いが込められている教室です。
子どもには楽しく「発達」をしてもらい、保護者さまにはそれを共有しながら子育てのしあわせを実感してほしい、と考えて活動をしている教室


4.モンテッソーリ教育を家庭の子育てに取り入れるには

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子どもは皆、自己教育力を備えています。 しかし、自分で取り組めるような「整備された環境」や、その環境に関わるための方法を知らなければ、 その力を存分に発揮させることはできません。

子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、 親がやってみせたりして、子どもの自発的活動を促すことが大切です。


ご家庭でモンテッソーリ教育を取り入れるポイント



1.環境を整える

子どもの「今」やりたがっていることができるように必要に応じてものを用意してあげる。


2.子どもを観察する

「どんなことに興味を持っているのか」子どもを観察する


3.大人がやってみせる

子どもが理解しやすくなるように、実際に大人がやってみせる。


4.見守る

手出し、口出ししない。ぐっと我慢して「見守る」。


お家でモンテッソーリ教育をするなら、子どもの自立に役立つ環境とは?お家を「モンテッソーリ教育」的な環境に変えてみる。」で環境をどうやって作るかなど詳しく解説しています。




5.並行して習い事を始める前に注意すること

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「習い事」教室に通う場合

「習い事」には、ピアノ、水泳、英語、体操、など多数ありますが、年齢によってできる事が違ってきます。
子どもは、興味を持つ対象や、タイミングがそれぞれ異なります。子どもをよく観察して何をやりたがっているのかを知ることが大事です。


「小学校受験」教室に通う場合

私立や国立の小学校の多くは、望む生徒像を「自ら考え判断し行動できる子」としています。
したがって、モンテッソーリ教育は小学校受験に最適な教育法であるはずですが、モンテッソーリ教育だけでは小学校受検対策としては不十分なのが現状です。
その為、小学校受験対策の幼児教室に通うことが必要となってきます。

小学校受験では、ペーパー、絵画、制作、運動、巧緻性、集団行動、面接など、考査項目が多岐にわたります。 子どもと一緒に授業に参加するスタイルが多く、母子分離はまだまだ少ないです。
親も参加するとどうしても、他の子と自分の子を比較してしまいがちになります。また、幼児教室で情報収集できるメリットがある反面、情報に惑わされて焦りを感じて家庭学習でオーバーペースになったり、受験テクニックに走ったりなどの、詰め込み型の勉強になる危険性があります。
親が自身をコントロールできなくなってしまうケースもありますので、小学校受験は注意が必要です。

小学校受験対策で幼児教室に通うことについては、「【国立や私立】小学校受験の日程やスケジュール、いつから準備が正解?」で詳しく解説しています。



自宅で「英語教育」する場合

日本語を使って過ごせるはずだった時間を、英語の時間に充てていることを自覚する必要があります。
日本語も英語も同レベルで運用するバイリンガルというのは稀であり、バイリンガルであってもどちらかの言語が優位になるのだそうです。
母語である日本語を優位にと考えるなら、日本語でやりたいと思っていることは減らさずに、むしろ英語の ”2倍” 取り組むような意識が必要となります。

幼年期の英語教育の学習法については、「幼児期のおうち英語学習は何から始める?おすすめの年齢別自宅学習方法」で詳しく解説しています。




6.幼年期の前期、後期で、習い事する際に気を付けること

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0〜3歳までは、家庭でゆっくり休む時間を重視

モンテッソーリ教育の0〜3歳は、「無意識」な吸収の時期です。 自分を作っている時期なので、周りに合わせたり、自分のやりたいことを我慢するのは、とても難しいです。
また、身体的にも発達途中でエネルギーにも限りがあります。
一番落ち着く家庭でゆっくりと休む時間が子どもにとって必要不可欠です。


「習い事」教室に通う場合、教室環境が子どもが自身を発達させることができる適切な状態になっているか確認する

この時期で多い習い事は、体を動かすもの、特にスイミングやリトミックなど、親子でスキンシップできるものや、母親と一緒に楽しむことがメインの教室が多いです。
また、1〜2歳ごろとなると、歩いたりおしゃべりできたりする子どもも増えてきますので、体操教室などの選択肢も出てきます。

習い事教室に通う場合、これらの教室が子どもが自分を発達させることができる適切な環境になっているかという視点が大切です。 母親が一緒の場合が多いので、子どものペースを保障し、無理強いをさせないよう気をつける必要があります。

3歳までの習い事教室については、「【3歳まで】早期幼児教育の取り組み方!習い事や幼児教室の種類と対象年齢について解説します」で詳しく解説しています。



「小学校受験」は、受験対策というより幼児英才教育

この時期の小学校受験対策教室はほとんどありませんが、小学校受験を見据えた才能を引き出す為の幼児英才教育の教室は結構あります。
教室の教育方針が、モンテッソーリ教育の思想に合っているか確認した上で通うかどうか判断する必要があります。


自宅で「英語教育」する場合、まず「英語がある」という環境を作る

例えば、アルファベットのポスターを部屋に貼ったり、アルファベットが書いてあるつみきやアルファベットパズルなどのおもちゃを用意したりなどです。
また、日本語が話せるようになるまでにたくさんの日本語を聞くように、英語の場合もまずはたくさんの英語をインプットする必要があります。

0~3歳の英語教育の学習法については、「【0~3才向き】ポスター絵本やYouTubeなど幼児期におすすめ英語教材」で詳しく解説しています。





3~6歳は、興味を持ったなら始めて見る

この時期は、いろんなものに興味をもち、「意識的に」物事に取り組めるようになってきます。
何かに興味を持つ姿が見え始めてきたら、教室見学などに行って興味をもつきっかけを作ってあげるといいと思います。
ただし、子どもが興味を持っていることであれば、深く知ることで満足感や自身に繋がっていきますが、興味のないことだと逆効果になってしまうかもしれません。
大人がやらせたいことを優先するのではなく、子どもが興味を持ってるか(持ちそうか)を確認しながら、サポートしていく姿勢が大切になります。


「習い事」教室に通う場合、大人がやらせたいことを優先するのではなく、子どもが興味を持ちそうかを確認する

3歳になってくると、できる習い事が増えてきます。また、母親の手を離れて子どもだけでレッスンに参加する方向へスライドし始めます。
この時期からは、体を動かす習い事に加えて、ピアノ、バレエ、そろばん、書道などの、音楽、知育、実用技能系の習い事もできるようになります。

この時期の習い事は、内容的に教わらなくては進められないタイプのものが多いので、どうしても主体的になりにくくなります。
しかし、子どもが興味を持っていることであれば、深く知ることで満足感や自身に繋がっていきます。しかし、興味のないことだと逆効果になってしまうかもしれません。

大人がやらせたいことを優先するのではなく、子どもが興味を持ってるか(持ちそうか)を確認しながら、サポートしていく姿勢が大切になります。



「小学校受験」では、能動的な学びを失わないように注意する

モンテッソーリ教育の3〜6歳は、「意識的」な吸収状態となります。
子どもの主体性を大切にしながら、ご家庭でも受験を意識した取り組みを少しずつ始めてもいいかと思います。例えば、
・早寝早起き食事の時間など規則正しい生活をおくる
・食事や衣服のたたみ方などの所作を正しく身につけさせる
・絵本の読み聞かせを十分に行う
・日本の季節の行事を楽しみ季節を意識した生活をする
・日本の食卓に登場する、野菜、果物、穀物などの食材教える
・季節の花、季節の昆虫など自然のもの観察したり世話したりして理解を深める
・公園などで適度に遊び体を動かす

ただし、一方的に知識を与えたり、やることを決めるのではなく、子どもが能動的に興味を持つように環境を作ったり、その環境に連れて行ったりなどを意識することが大事です。

この時期になると、小学校受験対策の幼児教室も多くなります。
年中の11月(新年長)頃から本格的な受験対策コースが始まりますが、年少の頃からスタートすることで自分のペースを維持しながら問題に慣れる機会を設けることができます。

3歳からの小学校受験については、「小学校受験の準備はいつから始める?家庭と幼児教室の役割について」で詳しく解説しています。




自宅で「英語教育」は、子どもの能動的な学びの環境を作りやすい

この時期は、歌や絵本のインプットを発展させて、ナーサリーライムに加えてABCソングやフォニックスソングを流したり、ストーリーの読み聞かせ音声を流したりするといいです。
全身を使って踊ったり、曲に合わせて行うゲームをしたりできるナーサリーライムの活用も良いです。

また、英語の映画やアニメを観ることもおすすめです。
英語をコミュニケーションツールとして使用している場面は、日本では目にすることがなかなかありません。英語教育ではとても大事な取り組みとなります。

日本語でも知っている単語がどんどん増えていきますので、語彙を楽しく増やしていくことがおすすめです。
ここでの語彙とは絵を見て英語を言えることを意味します。
幼年期の6年間は、「吸収する精神」と「言語の敏感期」が全開の時期です。
英語に興味を示さない場合もありますが、CDを流していれば子どもは必ず聞いています。パズルや絵本に興味を示さないうちは、目につくところに置いておくだけでも構いません。

3~6歳の英語教育の学習法については、「【3~6才向き】絵本やアニメ、DVDなど幼児期におすすめの英語教材」で詳しく解説しています。





6.まとめ

モンテッソーリ教育を意識しながら習い事を始める方法【英語教育や受験なども】

モンテッソーリ教育の概要と他の教育との関係について解説しました。 歴史ある教育法でありながら、これからの時代に最も必要な教育スタイルということが伝わったのではないでしょうか。

2020年の教育改革が進められている中で、モンテッソーリ教育がどれだけ存在感を増していくか注目です。



参考書籍・記事等

モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て

モンテッソーリ教育の考え方をとてもわかりやすく解説している本です。モンテッソーリ教育ではこう考えるという視点をしっかり解説した上で、各発達段階における子どもとの関わり方、声のかけ方など具体的に説明しているので、子育てにおけるブレない方針を持つことができます。

いちばんていねいな はじめてのおうちモンテッソーリ

家庭でモンテッソーリ教育をする方法について解説している本です。モンテッソーリ園でしかできないこと、家庭でしかできないことを詳しく説明しています。それを大前提として、子どもの心を大切にする関わり方することで、教具がなくても家庭でこれだけのことができると丁寧に教えてくれてます。


幼児教育全般に役立つ記事はこちら

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