本記事の内容(目次)
・21世紀を、担う若者には世界レベルで物事を考えて欲しいという想い。
・お互いが同じになる必要はなく、違いを積極的に理解する姿勢が必要。
・人がもつ違いを違いとして理解し、
・自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、
・積極的に、そして共感する心をもって、
・生涯にわたって学び続ける
・この課題は「探求する人」になるためのもの
・この課題は「挑戦する人」になるためのもの
といった感じで、学習者像を意識したカリキュラムになっています。・ゴールを段階的にレベルアップさせる。
・教師は、生徒以上に学び続ける。
対象年齢 | 3-12歳(年長〜小6) |
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学習で使用する言語 | 日本国内の多くの学校では英語でPYPを学習。英語以外にも日本語やその他言語(フランス語、ドイツ語など)でPYPを学習する学校もある。また、英語と日本語の両方を使用して教育が行われる学校もある。 |
国際的な視野
International Mindedness
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プログラム全体を支える一番外の円です。 IBは世界を「最大の学びの文脈」として捉え、学習に意味づけをし、関連性を持たせることで、世界と向き合うことを大事にしています。生徒と教師は、環境や開発、紛争、権利、協力、統治などの課題を取り上げ、世界の多様な文化、異なる価値観、経験、表現方法を批判的(クリティカル)に考察し理解しようとします。 その過程でグローバルな関わりをもつために必要な意識やものの見方、能力を育てると同時に、信念のある行動とお互いの理解に結びつくような個人の価値観を育てます。 |
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教科の枠を超えたテーマ
Transdisciplinary Learning
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PYPでは基本的に教科ごとで授業を行うことはありません。 以下の6テーマをもとに「学習ユニット」が組まれ、教科を超えた学びを進めていきます。 1.私たちは誰なのか
2.私たちはどのような時代と場所にいるのか。
3.私たちはどのように自分を表現するのか。
4.世界はどのような仕組みになっているのか。
5.私たちは自分たちをどう組織化しているのか。
6.この地球を共有するということ。
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教科
Subjects
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「教科の枠を超えたテーマ」を探求していくのに必要な知識領域として、下記の教科からふさわしいものを選びます。 1.言語
2.社会
3.算数
4.芸術
5.理科
6.体育(身体・人格・社会性の発達)
「タイトル」は、「教科の枠をこえたテーマ」と「教科」に関連して決まります。 「サブテーマ」は、生徒が自ら探究を進めることができるようにしていくため、学級担任と他の教師たちで相談し、いくつか設定していきます。 子どもたちは、ユニット内の「サブテーマ」の探求を「教科」をもとに進めていきます。こうした教科融合型の授業は、自分に関わりのある事柄に気付き、それらを関連づけ統合していく力を育てます。 |
エージェンシー
Agency
行動
Action
エキシビション
Exhibition
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学びを実際の行動に結びつけ、実社会に貢献する姿勢を育みます。 「エージェンシー」 学習において自ら声を発し、選択を行い、主体性を発揮するものです。児童がエージェンシーをもつとき、教師と児童はパートナーの関係になります。自己効力感が強い児童は、エージェンシーに対するより強い意識を学習コミュニティーにもたらします。学習コミュニティーは、児童のエージェンシーをサポートするとともに、自己効力感を育みます。 「行動」 学んだ内容を基にして、環境保護活動、ボランティア活動、社会問題への取り組みなどの社会的に有意義な行動を取り、学びが現実世界にどのように影響を与えるかを理解していきます。 「エキシビション」 学びを実際の問題やテーマに結びつけ、調査、コラボレーション、プレゼンテーションのスキルを発揮する場です。エキシビションを通じて、自己の学習の深さと広がりを示し、他者と学びを共有する経験を得ていきます。 |
指導のアプローチ
Approach to Teaching
学習のアプローチ
Approach to Learning
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「指導のアプローチ」 教育者がどのように学習を促進するかに関する方法や戦略です。 以下の特徴があります。 1.探究ベースの学習
学習者が自ら質問を立てて調査する探究を重視。
2.概念的な理解
知識の暗記ではなく、深い概念的理解を目指す。
3.協働的な学び
学習者同士の協働を促進。
4.差異を考慮
各学習者のニーズに応じた指導。
5.リアルな世界との関連
学びを現実の世界と結びつける。
「学習のアプローチ」学習者がどのように学ぶかに関するスキルや戦略です。 以下の5つの主要なスキルセットがあります。 1.思考スキル
クリティカルシンキング、クリエイティブシンキング
2.コミュニケーションスキル
言語的・非言語的コミュニケーション
3.社会的スキル
コラボレーション、共感
4.自己管理スキル
時間管理、目標設定
5.リサーチスキル
情報収集、分析
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IBの学習者像
IB Learner Profile
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前述。
全てのプログラムに共通するもの。
探究する人
知識のある人
考える人
コミュニケーションができる人
信念をもつ人
心を開く人
思いやりのある人
挑戦する人
バランスのとれた人
振り返りができる人
※詳細は「国際バカロレアの学習者像」参照ください。
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対象年齢 | 11-16歳(小6〜高1)※中学1年から高校1年を対象にしてるところが多い。学校によって異なる |
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学習で使用する言語 | 多くの学校は英語でMYPを学習。その他言語(フランス語、ドイツ語など)でMYPを学習する学校もある。また、英語と日本語の両方を使用して教育が行われる学校もある。 |
国際的な視野
International Mindedness
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各プログラム共通
※詳細はPYPの国際的な視野を参照ください。
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教科
Subjects
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下記の教科からふさわしいものを選びます。 1.言語の習得
2.言語と文学
3.個人と社会
4.サイエンス
5.数学
6.芸術
7.保健体育
8.デザイン
MYPでは、一般的な学習教科だけでなく、学校行事やボランティア活動といった、いわゆる課外活動にも重点をおいています。その目的は、「生徒たちが共同体の一員としての役割や責任を自覚し、他者と共生していく力を養うため」です。 教科を学びながら、実社会とのつながりを理解し、分析し、省察して考える人間になることを目指す。青少年に、これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラムとなっています。 |
行動
Action
奉仕
Service
コミュニティプロジェクト
Community Project
パーソナルプロジェクト
Personal Project
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学びを実際の行動に結びつけ、実社会に貢献する姿勢を育みます。 「行動」と「奉仕」 自分の周囲にいる誰かや、社会、コミュニティのために、自ら判断し、自分のアイディアを実践していくことを意味します。誰かに言われて行う活動、考えもなくただ参加する、というものではなく、実社会における行動の主体となることが求められます。DPのCASにも繋がっていきます。 「コミュニティプロジェクト」 9年生で実施する、(生徒が選択した)コミュニティの、(生徒が調査・選択した)ニーズに対して、(生徒が選択した)方法で、そのコミュニティをサポートする、または直接的にサービスするプロジェクトです。 「パーソナルプロジェクト」 MYPを4年以上実施する場合に、MYPの集大成として最終学年で取り組む、個人による学際的な探求プロジェクトです。 |
概念
Concepts
グローバルな文脈
Global Contexts
指導のアプローチ
Approach to Teaching
学習のアプローチ
Approach to Learning
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「概念」 深い理解を得るための基盤となる重要なものです。これらは異なる文脈でも適用できる普遍的な理解を促します。 MYPで学ぶ生徒は、個々の知識や経験を獲得するとともに、それらを関連づけ「概念」を獲得してそれを使用することで学びを深めていきます。 MYPでは、実社会において特に深い理解を持っておくといい「重要概念(Key Concepts)」を16設定しています。どれも多面的で深い理解を必要とします。 1.美しさ
2.変化
3.コミュニケーション
4.コミュニティ
5.つながり
6.創造性
7.文化
8.発展
9.形式
10.グローバルな相互作用
11.アイデンティティ
12.論理
13.ものの見方
14.関係性
15.時間・場所・空間
16.システム
「グローバルな文脈」学校の学びと実社会、実世界を接続する手立てとして設定しています。 これは、PYPで探究する6つのテーマを発展させたものです。 1. アイデンティティーと関係性
PYPの「私たちは誰なのか」を発展させてたもの。
2. 空間的時間的位置づけ
PYPの「私たちはどのような場所と時代にいるのか」を発展させてたもの。
3. 個人的表現と文化的表現
PYPの「私たちはどのように自分を表現するのか」を発展させてたもの。
4. 科学技術の革新
PYPの「世界はどのような仕組みになっているのか」を発展させてたもの。
5. グローバル化と持続可能性
PYPの「私たちは自分たちをどう組織しているのか」を発展させてたもの。
6. 公平性と発展
PYPの「この地球を共有するということ」を発展させてたもの。
「指導のアプローチ」下記の特徴があります。 1. 探究を基盤とした指導
一方的な情報提供ではなく、生徒が自分で探求し、学びを深める機会を出来るだけ作ること
2. 概念理解に重点を置いた指導
断片的な知識だけでなく、概念や文脈と関連づけること
3. 地域的な文脈とグローバルな文脈において展開される指導
4. 効果的なチームワークと協働を重視する指導
個人の活動だけでなく、グループでの協働を取り入れること
5. すべての学習者のニーズを満たすために差別化した指導
個々の生徒の特質を考慮し、多様なな対応を考えていくこと。
6. 評価(形成的評価および総括的評価)を取り入れた指導
次の学習の指標となる評価を出すこと
「学習のアプローチ」PYP5つのスキルセットの、 1.思考スキル
2.コミュニケーションスキル
3.社会的スキル
4.自己管理スキル
5.リサーチスキル
をさらに下記10のクラスターに分けています。
1. コミュニケーション
・交流を通じたコミュニケーション
・言語(読む・書く・話す)を用いたコミュニケーション 2. 協同
・他者と効果的
・建設的に協同学習を行う 3. 整理
・時間と課題の管理
4. 感情
・心(感情)の管理
5. 振り返り
・学習方法
・学習内容の振り返り 6. 情報リテラシー
・情報の選択・使用,文献の正しい引用法
7. メディアリテラシー
・多様なメディアを用いた学習,メディアの選択・使用
8. 批判的思考
・多様な情報・考えの分析・評価
9. 創造的思考
・新しい考えの生産,新しい視点の検討
10. 応用
・技能や知識を複数の文脈(context)で使用
MYPでは、この10のATLスキルクラスターの下に、140を超える学習に関連するスキルと態度を定義しています。 例えば、「コミュニケーション」スキルの場合、その下には、話し合い、プレゼンテーション、ノートの取り方、レポートの書き方、論理的な情報整理、非言語コミュニケーション、など、様々な場面や形のコミュニケーションに必要なスキルが定義されている。 |
IBの学習者像
IB Learner Profile
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各プログラム共通
※詳細はPYPのIBの学習者像を参照ください。
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対象年齢 | 16-19歳(高2〜高3)※2年間 |
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学習で使用する言語 | 英語でDPを学習。科目の一部を日本語でも学習可能とする「日本語DP」を実施している学校もある。 |
国際的な視野
International Mindedness
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各プログラム共通
※詳細はPYPの国際的な視野を参照ください。
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教科
Subjects
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次の「6つの教科グループ」が設定されています。 1.言語と文学(母国語)
2.言語習得(外国語)
3.個人と社会
4.実験科学
5.数学とコンピュータ科学
6.芸術または選択科目
生徒たちは、この1〜6の教科グループから一科目ずつ選択します。 各科目には、 ・スタンダード(標準) ・ハイヤー(高度) のレベルがあり、どちらかのレベルを選択します。 ただし、全体で3教科をスタンダード、3教科をハイヤーになるように選択しなければなりません。 日本の高校では、 理系か文系の選択がありますが、DPにはそのような概念はありません。 様々な分野を横断する「学祭的な」学び方をしていきます。 |
知の理論(TOK)
Theory of Knowledge
課題論文(EE)
Extended Essay
創造性・活動・奉仕(CAS)
Creativity・Activity・Service
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プログラムのコア(中核となる部分)です。 教科間のつながりや、学校とそれを取り巻くコミュニティとのつながりに発展する3つの中心的要素:知の理論(TOK)、課題論文(EE)、創造性・活動・奉仕(CAS)が取り囲んでいます。 上記教科以外に受けることが義務づけられている、三つのカリキュラム。 ①知の理論(TOK) 「知識の本質」について考え、「知識に関する主張」を分析し、知識の構築に関する問いを探索する。批判的思考を培い生徒が自分なりのものの見方や、他人との違いを自覚できるように促す。 →IBの目玉。いい教育。哲学っぽいが、イメージは白熱教室。ディスカッションしたり、レポートを書いたりしながら、いろいろな考え方を学んでいく授業。 最終的にはプレゼンテーションと論文による試験が行われる。 ②課題論文(EE) →卒業論文みたいなもの 生徒が関心のある研究分野について、個人研究に取り組み研究成果を4000語(日本語の場合は、8000字)の論文にまとめる。 →これが結構大変。本を読んでまとめるだけでなく、フィールドワークしたり、インタビューしたり、統計をとったりが必要。これが、DPが忙しいと言われる所以。 ③創造性・活動・奉仕(CAS) 創造的思考を伴う芸術などの活動、身体的活動、無報酬での自発的な交流活動といった体験的な学習に取り組む。 協調性や思いやり、実践することの大切さを学ぶ。 これらのカリキュラムはすべて、授業以上に自主性が求められる。 教師や学校から何かのプログラムを提供されるわけでなく、どんな活動をするのか、そのためのリサーチなどは、すべて自分自身で考え行動しなければならない。 日本では、この3つのカリキュラムは、日本語で行うことができる。 |
指導のアプローチ
Approach to Teaching
学習のアプローチ
Approach to Learning
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指導のアプローチ DPにおける「指導のアプローチ」は、学生の全人的な成長を促進することを目指しています。以下にその主な要素を紹介します。 1. 探究学習
探究学習は、生徒が自分で質問を考え、調査し、結論を導き出すプロセスを重視します。教師はガイドとしての役割を果たし、生徒が自ら学ぶ意欲を高めるサポートをします。
2. 概念重視のカリキュラム
学習は個別の事実やスキルだけでなく、広範な概念を理解することに重点を置いています。これにより、生徒は深い理解を持ち、学んだことを異なる状況に応用する能力を身につけます。
3. コンテキストベースの学習
学習内容を実社会の問題や状況に結びつけて指導します。これにより、生徒は学んだ知識を現実の世界でどのように活用できるかを理解します。
4. 批判的思考と創造的思考の育成
生徒が批判的に情報を評価し、創造的に問題を解決する能力を育てることを目指します。これにより、複雑な問題に対して多角的な視点からアプローチすることができるようになります。
5. 国際的な視野
生徒が異文化理解や国際的な視野を持つことを奨励します。これにより、多様性を尊重し、グローバルな課題に対する理解を深めます。
6. 個別化された指導
生徒一人ひとりの学習スタイルやニーズに合わせた指導を行います。これにより、すべての生徒が自分のペースで最大限に学べるようになります。
7. 反省的な学習
生徒が自分の学びや経験を振り返り、自己理解を深めるプロセスを重視します。これにより、生徒は自らの強みや改善点を理解し、自己改善の意識を高めます。
8. 協働学習
グループワークやプロジェクトを通じて、他者と協力し合いながら学ぶ機会を提供します。これにより、コミュニケーション能力やチームワークの重要性を学びます。
学習のアプローチ生徒が知識とスキルを効果的に習得し、全人的な成長を遂げるための方法論を指します。以下にその主要な要素を説明します。 1. 思考スキル
・批判的思考: 情報を分析し、評価する能力。
・創造的思考: 新しいアイデアを生み出し、問題を解決する能力。 ・反省的思考: 自分の学習や行動を振り返り、改善する能力。 2. コミュニケーションスキル
・言語的コミュニケーション: 書く、話す、聞く、読むスキル。
・非言語的コミュニケーション: ボディランゲージや視覚的手段を用いたコミュニケーション。 3. 社会的スキル
・協働: 他者と協力して働く能力。
・リーダーシップ: グループを導き、チームの目標達成を助ける能力。 ・共感: 他者の感情や視点を理解し、共感する能力。 4. 自己管理スキル
・時間管理: 効率的に時間を使い、タスクを完了する能力。
・目標設定: 明確な目標を設定し、それに向かって努力する能力。 ・ストレス管理: ストレスを認識し、それを効果的に対処する能力。 5. リサーチスキル
・情報収集: 必要な情報を効果的に検索し、収集する能力。
・情報評価: 得た情報の信頼性や有用性を評価する能力。 ・データ分析: データを整理し、分析して結論を導く能力。 6. 概念的学習
・深い理解: 表面的な知識ではなく、概念や原理を深く理解することに焦点を当てます。
・知識の応用: 学んだ概念を新しい状況に応用する能力を養います。 7. 探究学習
・質問の形成: 生徒が自分で質問を作成し、それに対する答えを探求するプロセス。
・自主学習: 学生が主体的に学び、自分のペースで学習を進めることを奨励します。 8. 国際的視野
・多様性の理解: 異なる文化や価値観を尊重し、理解する能力。
・グローバルな視点: 地域や国を超えた視点から物事を見る能力。 |
IBの学習者像
IB Learner Profile
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各プログラム共通
※詳細はPYPのIBの学習者像を参照ください。
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・そもそも教育や文化というのは、自国の文脈のなかで、まずは理解すべきだから。
・母国語である日本語の方が、より深いところまで考え探求することができる。
・「日本語でもグローバル教育はできる」という新たな視点。
対象年齢 | 16-19歳 |
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学習で使用する言語 | 英語でDPを学習。科目の一部を日本語でも学習可能とする「日本語DP」を実施している学校もある。 |
国際的な視野
International Mindedness
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各プログラム共通
※詳細はPYPの国際的な視野を参照ください。
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キャリア関連学習
Career-Related Studies
DPのコース
Diploma Programme Courses
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キャリア関連学習 各学校が行うキャリア関連教育を支援・補完するために開発されたプログラムです。キャリア教育・職業教育は、各学校が提供します。 DPのコース CPでは、少なくともDPの科目(グループ1~グループ6)のうち、少なくとも2つ以上を履修します(上級レベル、標準レベルの選択・組合せは自由)。なお、日本語DP対象科目を選択することも可能です。 |
サービスラーニング
Service Learning
言語能力の発展
Language Development
パーソナルスキルと職業的スキル
Personal
and professional skills
振り返りプロジェクト
Reflective project
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プログラムのコア(中核となる部分)です。 上記教科以外に受けることが義務づけられている、三つのカリキュラム。 サービスラーニング コミュニティのニーズに沿った奉仕活動に取り組む。約50時間の学習。 言語能力の発展 最低50時間以上の外国語の学習。 パーソナルスキルと職業的スキル 個々の状況に対処できるよう将来にわたって必要となる態度・スキル・計画性を育成。 振り返りプロジェクト キャリア教育に関連した特定の課題について、倫理的な観点から検討を加える。教室内外で約40時間の個人研究に取り組み、調査やコミュニケーションスキルを育成。 |
指導のアプローチ
Approach to Teaching
学習のアプローチ
Approach to Learning
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指導のアプローチ 学生がキャリアに直結したスキルと学術的な知識をバランスよく習得することを目指しています。以下のアプローチを取っています。 1. 実践的学習
・キャリア関連コース: 職業訓練や専門的スキルを学ぶコースが含まれており、実際の職場での経験やインターンシップが奨励されます。
・リアルワールドアプリケーション: 学んだ理論を実際のビジネスや産業に適用することが重視されます。 2. 個別化された学習
・個別指導: 学生一人ひとりのキャリア目標や学習スタイルに合わせた指導が行われます。
・柔軟なカリキュラム: 学生が自分の興味やキャリア志向に応じてコースを選択できるよう、カリキュラムに柔軟性があります。 3. コラボレーション
・グループプロジェクト: 学生がチームでプロジェクトを進めることで、協働スキルを養います。
・コミュニティの連携: 地元のビジネスや産業界との連携を通じて、実践的な経験を積む機会が提供されます。 4. 探究学習
・問題解決型学習: 学生が実際の課題に取り組み、解決策を見つけるプロセスを通じて学びます。
・自主学習: 学生が自ら学ぶ意欲を持ち、探究心を育てることを奨励します。 5. 反省的学習
・自己評価: 学生が自分の学習や成長を振り返り、次のステップに向けた計画を立てる能力を養います。
・フィードバックの活用: 教師やメンターからのフィードバックを受け入れ、それを基に自己改善を図ります。 6. 国際的視野
・多文化理解: 異なる文化や視点を尊重し、グローバルな視野で物事を考える能力を育てます。
・国際的なネットワーク: 海外の学生や専門家と交流する機会が提供されます。 7. キャリア指導
・職業適性評価: 学生が自身の興味や適性を理解し、最適なキャリアパスを見つけるためのサポートが提供されます。
学習のアプローチ・メンターシップ: 専門分野のメンターによる指導やアドバイスが受けられます。 キャリアに直結したスキルと学術的な知識を統合することを重視しています。以下は、学習のアプローチの主な要素です。 1. 学際的学習
・統合的カリキュラム: 学生は複数の学問分野を統合して学び、異なる視点から問題を解決する能力を養います。
・関連性のある学習: 学んだ内容が実際のキャリアや生活にどのように適用できるかを強調します。 2. 反省的学習
・自己評価とフィードバック: 学生は自己評価を行い、教師やメンターからのフィードバックを受け入れ、それを基に学びの改善を図ります。
・ポートフォリオの作成: 学生は自身の学習の進捗や成果を記録し、振り返りを行います。 3. キャリア探究
・実践的な経験: 学生はインターンシップや実地調査を通じて、実際の職場環境を体験します。
・キャリアリサーチプロジェクト: 学生は特定の職業や産業について深く調査し、報告書やプレゼンテーションを作成します。 4. コラボレーション
・グループワーク: 学生はチームでプロジェクトを進めることで、協働スキルを養います。
・コミュニティの連携: 学校外のコミュニティや業界パートナーとの協力を通じて学習を深めます。 5. 探究学習
・問題解決型学習: 実際の問題や課題に対して、自ら質問を立て、調査し、解決策を見つけるプロセスを重視します。
・自主学習: 学生が主体的に学び、自分のペースで探究を進めることを奨励します。 6. リサーチスキル
・情報収集と評価: 学生は信頼性のある情報を収集し、その情報を評価する能力を養います。
・データ分析: 集めたデータを整理し、分析して結論を導くスキルを身につけます。 7. 国際的視野
・多文化理解: 異なる文化や視点を尊重し、グローバルな視野で物事を考える能力を育てます。
・国際的なネットワーク: 海外の学生や専門家と交流する機会が提供されます。 8. 個別化された学習
・個別のキャリア目標: 学生一人ひとりのキャリア目標や学習スタイルに合わせた指導が行われます。
・柔軟なカリキュラム: 学生が自分の興味やキャリア志向に応じてコースを選択できるよう、カリキュラムに柔軟性があります。 |
IBの学習者像
IB Learner Profile
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各プログラム共通
※詳細はPYPのIBの学習者像を参照ください。
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一条校ついては、「【日本の学校体系】学校の分類を教育段階や学校教育法、設置者などで再確認!一条校や専修学校、その他学校、無認可校の概要も徹底解説」で詳しく解説しています。