小学校受験の日程やスケジュール、いつどう動くのが正解?

  • 2019/06/26
  • 高谷みえこ
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「小学校受験」に関しては、高校受験等とは異なり、通常幼稚園や保育園から特に案内されることはなく保護者が主体的に情報を集める必要があります。
今回の記事では、首都圏を中心とした国立・私立小学校受験を考えている保護者向けに、日程やスケジュールを紹介。いつごろ何をしていくべきなのかを解説します。
1.国立小学校・私立小学校の受験日程とスケジュール
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小学校受験の日程は、都道府県ごとや学校ごと、国立小学校と私立小学校でも異なりますが、一般的には以下のような時期にそれぞれ行われます。
小学校受験に関連する年間行事スケジュール
4月、新入学生が学校に慣れた頃から、少しずつ次年度の受験に向けてオープンスクールや学校見学会が実施されます。
通常の授業参観形式に加え、運動会・音楽会・作品展などの行事に合わせ学校公開を行うパターンもあります。

9月以降にも学校説明会を実施する学校がほとんどです。夏休み前の説明会は本当に学校や教育方針の紹介であることも多いですが、2学期の説明会では願書を配布する学校もありますので、志望校の説明会には必ず参加しておきたいですね。
予約が必要な学校では「1か月前から先着順」といったことも多いため、必ず事前に確認しておきましょう。
国立小学校の受験日程とスケジュール
全国の国立小学校では、地域や学校により多少時期は前後しますが、首都圏ではおおよそ9月~10月に願書配布、11月に選考が行われるパターンが一般的です。関西はそれより全体的に遅く、年明けの1月に選考を行う学校も少なくありません。

国立小学校では、ペーパーテストや運動面・行動面のテストだけでなく、希望者数が多いと「抽選」が行われるのが特徴。複数回抽選がある小学校や、最初に抽選が行われ、外れるとテストを受けることすらできない小学校もあります。

最終的に合格が決まるのは、関東では11月上旬~12月上旬、関西では多くは1月となります。
日程によっては複数受験できる可能性もありますが、居住地により受験できる学校は決められていますので、その範囲内での複数受験に限られます。

私立小学校の受験日程とスケジュール
私立の小学校は数が非常に多いうえに受験日程も幅広く、早ければ8月から順次面接を行う学校が出始めます。

首都圏全体では10月に選考を行う私立小学校が多く、東京都は少し遅れて11月上旬が近年多いようです。関西の私立小学校はさらに早く、8月に選考、9月にはもう合格発表という学校も少なくありません。

私立小学校の特徴として、欠員が出た場合の2次募集・3次募集があります。中には、私立小学校受験後、国立に挑戦、私立の2次募集…と何度もチャレンジするケースもでてきます。
2.幼児教室や塾、受験1年前と2年前のどちらがおすすめ?
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わが子の志望校合格に向け、塾や幼児教室へ入会を検討している人も多いことと思います。

塾や幼児教室に行くならいつから通うのがいいのか、塾なしで合格は難しいのか…といった疑問に対しては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてお読み下さい。

【小学校受験】塾・幼児教室の失敗しない選び方

塾や幼児教室の多くでは、秋から年末にかけ、小学校受験が終わった子どもたちが卒業します。
そのため、来春年長になる受験1年前の子どもたちを「新年長」、受験2年前の子どもたちを「新年中」と呼び、11月が新年度のスタートとなることがほとんどです。

年長になり、そろそろ…と考えはじめた頃には、すでにコースは年度の半分を過ぎて折り返し地点、空きもない…という事態になってしまうことも。
つまり、塾や幼児教室に入るなら、最適なのは受験1年前(年中)の秋、または受験2年前(年少)の秋からだといえます。

2年前から対策をはじめる場合、親子ともに余裕を持って楽しく通えることや、比較的空きがあって入りやすいこと等がメリットです。
1年前から対策をはじめるメリットは、中だるみせず集中的に対策できることや、費用が安く抑えられることなどが挙げられます。

お子さんの性格や予算などを考えて、通い始める時期を決定すると良いでしょう。
3.この時期にはこれ!押さえておきたいスケジュール
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最後に、お子さんの年齢ごとにぜひやっておきたいことを紹介します。
妊娠中~3歳頃
小学校受験は、その子の性格により、向いている子といない子がいます。

能力が高い・低いという意味ではなく、大器晩成型の子は、小さいうちは試験会場での望ましいふるまいを一生懸命練習するよりも、思いきり自然に触れて体を動かしのびのびと成長することで、中学受験で大きな力を発揮することも多いからです。
反対に繊細で几帳面な子は、公立小学校でもまれるよりも、私立で落ち着いて学習するのが望ましいこともあります。

赤ちゃんが生まれてから3歳頃までにはなんとなく性格が分かってくるはずですので、親の希望だけでなく、その子に本当に小学校受験が向いているかも見極めていくと良いでしょう。

同時に、通学圏内にはどのような小学校があるのか、リサーチを進めましょう。
運動会など、行事を参観できる機会があれば実際にたずねてみて、子どもたちや先生、保護者の雰囲気を見ておくと、直前になってからの「イメージと違う」といったミスマッチを防げます。
私立小学校が合同で行っているイベントや、幼児教室・塾が開催している説明会に参加すると、忙しい育児中でもまとめて情報を得ることができます。
4歳頃~6歳
幼稚園の年少に当たる頃からは、いよいよ実際に塾や幼児教室入会を検討する時期ですが、それまでにできれば志望校を決めておく方が良いでしょう。

各塾や幼児教室では、最寄りの国立・私立小学校を目指す子に向けた指導内容を用意していることが多いため、先に志望校を絞り込んでおいたほうが教室選びもスムーズです。

また、小学校により受験時に求められる点が異なり、ペーパーテスト重視なのか、運動や絵画など幅広くできる子を求めているのかで対策が変わってきます。必要な対策にしっかり時間をかけるためにも、早めの志望校決定がベターです。

面接時に見られる身だしなみや態度についても、付け焼き刃で演じられるものではありませんので、家でのていねいな言葉遣いやふるまいも早い時期から心がけていくことが大切。

説明会や学校見学・体験入学なども始まりますので、親子ともに、ふさわしい服装を準備しておくことも必要です。
4.まとめ
小学校受験の大まかなスケジュール感がお分かりいただけたでしょうか。

なお、この記事で紹介した小学校受験の日程やスケジュールは一般的なものとなります。実際に受験を考えている学校の日程は、必ず公式に発表されているものをご確認下さい。

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