まずは、あなたが日頃子どもに対して過干渉な振る舞いをしているか、10の項目でセルフチェックしてみましょう。
「10項目中いくつ当てはまったか」といったカウントをする必要はなく、項目のひとつひとつを自分の日頃の言動を振り返りながら照らし合わせ、「イエス」か「ノー」を判定するだけで構いません。
過干渉セルフチェックリスト
1.習い事や塾を全て親の意思で決めている
2.子どもの話を途中でさえぎる、意見に反論することがよくある
3.子どもの友達関係に口を出す(「〇〇ちゃんとは遊んじゃだめ」など)
4.子どもの日記やスマホの中をチェックしたことがある
5.自分の子どもを「だらしない」「幼い」(からサポートしなければいけない)と思う
6.子どものことはなんでも把握しているという自負がある
7.子どもの失敗は親の責任だと思う
8.子どもから「自分でやるから」「ほっといて」と言われたことがある
9.子どもに対して「もっとこうなってほしい」と思うことがよくある
10.子どもと接するとき「会話」よりも「説教・アドバイス」している時間の方が長い
リストの中に、思い当たる項目はあったでしょうか。
当てはまるものがひとつでもあれば改善していく必要がありますが、思い悩むことではありません。
まずは自分の行動を客観的に振り返り、「過干渉気味な行動を自覚する」という段階を踏むことが重要なのです。