小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い
小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い
  • 小学校受験をすると、具体的にどんな良いことがあるの?
  • 中学校受験じゃだめなの?

お子さんの小学校受験を検討されている親御さんのなかには、こういった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、小学校受験をすることで得られる特有のメリットというものは存在します。
本記事では、小学校受験のメリットについて知りたい親御さんに向けて

・小学校受験をするメリット
・小学校受験をするデメリット
・中学・高校受験と比べたときのメリット
・メリット・デメリットのどちらを取るかの判断基準

を紹介します。
最後まで読めば、小学校受験をすることで得られるメリットとデメリットが正確に把握でき、お子さんに合わせた今後の判断ができるようになりますよ。



1.小学校受験をするメリット

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

小学校受験をすることで得られるメリットとして代表的なものは、主に以下の4つです。
・共通の目標を持つことで家族の絆が深まる
・教育方針に合わせて学校を選べる
・教育環境を整えてあげられる
・付属校の場合は中学校以降の受験が必要ない

幼いうちから「受験」という経験を積むことで家族に一体感が生まれ、さらに学習環境の整った小学校で学習に集中することができます。

「語学に力を入れている学校」「スポーツに力を入れている学校」など、お子さんの能力や適性に合わせた学校を選んで、思い切り伸ばしてあげられる可能性が高いのは重要なポイントですね。



2.小学校受験をするデメリット

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

さまざまなメリットがある小学校受験ですが、良い面しか見ずに受験を決めてしまうのは危険です。

以下の3つのデメリットについても、しっかりチェックしておきましょう。
・お金がかかる(授業料・行事など)
・場所によっては通学が大変(電車・送迎など)
・本人にとってストレスになる可能性がある

私立の小学校に通わせる場合、当然ながら6年分の学費が余分にかかることになります。
いくら小学校受験にメリットを感じていても、学費の支払いに苦労することになっては、元も子もありませんよね。
ご自身の家庭に経済的なゆとりがあるのか、一度シミュレーションしてみる必要があります。

また、小さいお子さんを公共の交通機関で通学させるのも、慣れないうちは親御さんにとって心配なポイントなのではないでしょうか。



3.中学・高校受験と比べたときのメリット

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

小学校受験のメリット・デメリットについて把握したところで、続いて気になってくるのが「中学受験や高校受験とでは、どう違うの?」という問題。

小学校受験が中学・高校受験と比べて優れている要素は、主に2つ。
・学校選びに関して親の発言力が強い
・多感な時期に受験を回避し、やりたいことができる

それぞれどんなメリットか、詳しく見ていきましょう。


学校選びに関して親の発言力が強い

中学生、高校生と年齢が上がってくるにつれ、当然ながら、お子さんに自我が芽生えてきます。
中学受験や高校受験の場合、100%親が志望校を決めるのは難しくなってきます。
子供のためを思って勧めた学校が本人は気に入らないなど、意見が割れることもあるでしょう。
学校選びに難航すると、受験で親子の足並みを揃えるのが難しくなるもの。
親の発言力が強い分、小学校受験の方がスムーズに学校を選べる可能性が高いのです。



多感な時期に受験を回避し、やりたいことができる

小学校受験をして大学までの一貫校に入学した場合、小学6年生・中学3年生・高校3年生という節目に受験をする必要がなくなります。

受験はその後の人生を左右する大きなイベントではありますが、多大な時間と労力を消費するもの。
活力溢れる10代の貴重な時期を、自分のやりたいことに100%全力投球できるというのは、お子さんにとってかけがえのない経験なのではないでしょうか。



4.メリット・デメリットの比較は学校探しをしながら行う

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

これまで、小学校受験のさまざまなメリットやデメリットを紹介してきました。
結局のところ、小学校受験をするかどうかの判断基準は、「環境」と「お金」のどちらを取るかという話になってきます。

ただし、入学後どのように過ごすかは本人次第なので、「お金さえ払えば充実した学校生活が送れる」とは限りません。 親御さんサイドは、あくまでも「学習環境を整備してあげるだけ」ということを心に留めておく必要があります。

これらのことを考慮したうえで、まずは自宅から通える範囲の国立・私立小学校について調べてみるのがおすすめです。
良さそうな小学校の候補が見つかったら、以下のような要素を比較していきましょう。

・教育方針
・授業のカリキュラム
・設備
・学費

これらの要素を「この額の学費を払うだけの価値があるか」という観点で天秤にかけ、受験をするかどうか、またどの学校を選ぶかを決めていきましょう。


5.まとめ:メリットとデメリットを比較しお子さんと家庭に合わせた選択を

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い
小学校受験をすることでしか得られないメリットはたくさんあるものの、同時にデメリットも存在します。
両者を比較したうえで、ご自身の家庭やお子さんの幸せのために、小学校受験が必要かどうかを検討してみてはいかがでしょうか。
本記事の内容が、少しでも参考になれば幸いです。



小学校受験をするべきかについては、「【受験必要か?】共働き向け、国立や私立小学校受験するかしないか判断方法」の記事でも一つの方法を紹介しています。

小学校受験の教室はこちら


小学校受験に役立つ記事はこちら

小学校受験と中学校受験どちらを選ぶべき?メリットや費用を徹底比較

小学校受験と中学校受験どちらを選ぶべき?メリットや費用を徹底比較

a
小学校受験はどんな対策をすればいい?5つのポイントで詳しく解説

小学校受験はどんな対策をすればいい?5つのポイントで詳しく解説

a
小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

小学校受験のメリットとは?デメリットとの比較や中学受験との違い

a
「小学校受験=意味がない」とは限らない!判断するための基準とは

「小学校受験=意味がない」とは限らない!判断するための基準とは

a
小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

a
【小学校受験の教材】経験者が使った!巧緻性、パズル、問題集を紹介します

【小学校受験の教材】経験者が使った!巧緻性、パズル、問題集を紹介します

a
小学校受験の準備はいつから始める?家庭と幼児教室の役割について

小学校受験の準備はいつから始める?家庭と幼児教室の役割について

a
【受験必要か?】共働き向け、国立や私立小学校受験するかしないか判断方法

【受験必要か?】共働き向け、国立や私立小学校受験するかしないか判断方法

a
保育園出身でも小学校受験が不利にならない理由とは?幼稚園にない良さ

保育園出身でも小学校受験が不利にならない理由とは?幼稚園にない良さ

a
【小学校受験の勉強】子どもや母親にかかるストレスと上手に付き合う方法

【小学校受験の勉強】子どもや母親にかかるストレスと上手に付き合う方法

a
【国立や私立】小学校受験の日程やスケジュール、いつから準備が正解?

【国立や私立】小学校受験の日程やスケジュール、いつから準備が正解?

a
小学校受験向け幼児教室の選び方。選ぶ基準やポイントは?いつから通う?

小学校受験向け幼児教室の選び方。選ぶ基準やポイントは?いつから通う?

a

よく読まれている記事

【国立や私立】小学校受験の日程やスケジュール、いつから準備が正解?
学習指導要領の歴史!改訂による教育の移り変わりを時代背景とともに解説!
【2023年】中学受験の勉強の範囲はどこまで?独学でやっていけるのか
小学生の家での英語学習は何から始める?おすすめの年齢別自宅学習方法
学習指導要領とは何のためにあるのか?国と学校と教育の関係についてわかりやすく解説
小学校受験と中学校受験どちらを選ぶべき?メリットや費用を徹底比較
【小学校受験の教材】経験者が使った!巧緻性、パズル、問題集を紹介します
【受験必要か?】共働き向け、国立や私立小学校受験するかしないか判断方法
中学受験で成績が伸びない子の特徴。上がらないのは原因がある
難しい設定はナシ!機材2つでできるオンラインピアノレッスンのやり方


sidebanner
sidebanner
sidebanner