【小学校受験】子供&親のストレスと上手に付き合う方法

  • 2019/07/28
  • 高谷みえこ
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小学校受験では、入学選考試験の実施される年長の秋から1年前、または2年前の秋から塾や教室に通い始めるのがもっとも多いパターンです。 つまり早ければ3歳の時点で受験に向けての対策が始まることになり、「こんな小さな子を勉強させて、ストレスがたまらないのか」と心配になる親御さんもいるかもしれません。
また受験が近づくと、思うように準備・対策が進まないなどの理由から不安と緊張で保護者のストレスもピークに。
今回の記事では、小学校受験で避けて通れない「ストレス」について、注意すべきポイントやうまく付き合いながらゴールまで到達するためのコツを紹介します。
1.小学校受験、子供のこんな症状はストレス注意報
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3歳~5歳といえば、思うまま好きなことをして遊んでいてもおかしくない年頃です。 その子に合ったペースでの教室通いやワークなどは生活にメリハリと良い効果をもたらしますが、次のような兆候が見られるときは要注意です。
描く絵が突然変わった
子どもがクレヨンと画用紙で絵を描いたとき、それまでと大きく雰囲気が違う時は、なんらかのSOSサインを出しているのかもしれません。
特に、今までカラフルな絵を描いていた子が1色しか使わなくなったり、最近雷や雨雲ばかりを描くようになったという場合、気持ちが落ち込んでいたり、毎日の生活が辛いと感じたりしている可能性があるといわれます。
課題をやろうとしない
家庭で教材を解くにしても、教室や塾に通うにしても、最初は目新しさもあり前向きに取り組むものの、しばらくすると飽きてきて手が止まりがちになる子は多いでしょう。

しかし、「ちょっとやる気が出ない」「先に遊びたい」というレベルを超え、励ましたり言い聞かせたりしてもまったく課題をやりたがらない状態が続く時は、無理をさせすぎている可能性もあります。

いったん勉強方法や生活リズム、ペース配分を見直してみるべきかもしれません。
チック・腹痛など身体症状
ママを喜ばせたいという気持ちが特に強い子では、ストレスがかかっても言葉や態度に出さないかわりに、腹痛やチックなどの身体症状が表れることがあります。

自律神経や免疫系は精神的ストレスの影響を受けやすいため、下痢や便秘・おねしょなど排泄系の不調が出たり、じんましん・アトピーの悪化など皮膚に症状が表れることも。

こういった身体症状は赤信号と考え、いったん勉強を休ませてペースを見直し、体調を見ながら再開するべきでしょう。
2.【小学校受験】母親のストレスを回避する方法
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気になることを書き出してみる
漠然と「本当に合格できるの?」と不安になっていても答えは出ません。

いま気になっていることは何か、苦手分野・出願などのスケジュール・健康管理など、小さなことでもいいので一度全て書き出してみるのがおすすめ。

その後、すぐに取りかかること・しばらく様子を見てもよさそうなこと・教室の先生に相談することなどにグループ分けして対応していきましょう。

「何をしたらいいか分からないまま、気ばかり焦る」という、もっともストレスフルな状態を回避することができます。
周囲と比較しない
幼児教室や塾で、周囲の子がみんなできていることをわが子ができないと、「どうしてこの子だけ…」と不安になったり、叱ったりしてしまいがちです。

また、兄姉が先に合格している場合、「お兄ちゃんはできたのに…」と思ってしまったり、周囲から「お宅はみんな優秀だから」と言われたりするのもストレスのもとに。

3~5歳の子どもは日々驚くほど成長しますので、今すぐできなくても今後伸びる可能性は十分にあります。
また、合格するためには、他の子に勝つことよりもその子自信がどう成長し人間力を身に付けているかが重要。
もしもストレスを子どもにぶつけてしまいそうになったら、他の子と比較していないか自分に問いかけてみましょう。
プロに相談する
「どうしたらいいか分からない」「不安で辛い」という時、1人で悩むのは絶対にNG。合格を本気で目指している幼児教室や塾なら、保護者の悩みや迷いに対し相談に乗ってくれるはずです。

また、ママ同士の色々なうわさが耳に入ることがありますが、それらは間違った情報であることも多いものです。
夫や祖父母も、愚痴を聞いてもらう分には良いですが、受験そのものに関しては個人的な知識や意見しか言えないことがほとんどです。

たくさんの子どもを見てきているプロに相談するのがストレスを最小限に抑えるコツと言えるでしょう。
3.【小学校受験】良いストレスは財産になる
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ストレスは人の成長に欠かせないもの。スポーツやビジネスなどの場面でも、適度なストレスは能力を伸ばしてくれることが分かっています。

ただし、健康に影響するような過度なストレスがある場合は、何が何でも小学校受験と思い詰めず、子どもの体調やこころを優先しましょう。
その子の性格によっては中学受験や高校受験で大きく伸びるタイプの子もたくさんいます。

そして、小学校受験を乗り切ったにせよ見送ったにせよ、受験の経験から得るものは多く、そこまでの努力や知恵は親子ともに今後の人生において財産となることでしょう。
4.まとめ
小学校受験で多くの親子が避けては通れない「ストレス」について解説しました。
この記事も参考に、ストレスを最小限に抑えて受験までの日々を乗り切れるよう応援しています。

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