小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説
小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説
  • 子供に小学校受験をさせたいけど、向いているのかどうかがわからない
  • 受験勉強に途中で挫折してしまわないか心配……

こういったお悩みを抱える方は、多いのではないでしょうか。
高い水準の教育を受けてほしいと、小学校受験を希望する親御さんは多いものの、できれば本人の適性に合った小学校に通わせてあげたいところですよね。
そこで本記事では、そもそも小学校受験に向き不向きがあるのか、前提として考えておきたいことを述べたうえで

・小学校受験に向いている子の特徴
・小学校受験に向いていない子の特徴
・親が子供の小学校受験をサポートするのに必要な4つのステップ

について解説していきます。
最後まで読めば、お子さんに小学校受験をさせるべきかどうか、あなたとお子さんにとって最善の選択ができるようになるでしょう。



1.そもそも小学校受験に向き不向きはあるのか

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

結論から言うと、小学校受験の向き不向きは、大まかにはあります。
しかし、これから本記事で紹介する「小学校受験に向いている子の特徴」は、あくまで一般論でしかありません。

どんな子に入学してほしいかは、学校によって大きく異なります。

そのため、一般的な特徴に当てはまらないからといって「不向き」と判断し、諦めるのは早いと言えるでしょう。
「自分の子供が小学校受験に向いているか」よりも、「志望する学校に適性があるかどうか」で考えることが重要なのです。



2.小学校受験に向いている子の特徴

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

小学校受験に向いていると一般的に言われる子の特徴は、以下の4つ。
・好奇心が旺盛
・心身ともに健康
・人の話をきちんと聞ける
・自分の意見を話せる

受験勉強に興味を持って取り組んで、飽きずに継続するためには、好奇心が必要です。
また、面接官に聞かれたことを自分の言葉でしっかり答えられるなども、合格しやすい子の特徴と言えるでしょう。



3.小学校受験に向いていない子の特徴

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

反対に、小学校受験に向いていないとされる子の特徴は、以下の3つ。
・一つのことに熱中しすぎる
・人見知りが激しい
・落ち着きがない

「一つのことに熱中する集中力があるなら、受験勉強もはかどるのでは?」と思うかもしれませんが、お子さんが受験勉強に興味を持てなかった場合、勉強そっちのけで自分のしたいことに熱中してしまう可能性があります。

また、面接や試験の最中にじっとしていられないのも、マイナスと取られてしまう場合があります。
しかし、子供の成長は早く、指導法次第では不向きだと思われていた子でも合格することは十分に可能です。

今の時点で特徴に当てはまらないからといって、「不向き」と断定してしまう必要ははありません。



4.子供の小学校受験をサポートするのに必要な4つのステップ

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説

子供の小学校受験を検討するうえで重要なのは、向き不向きよりも、「親としてどんなサポートができるのか」ということ。
ここからは、お子さんの小学校受験をサポートする方法を4つのステップでご紹介。

STEP1.小学校受験の目的を整理する
STEP2.本人の意思の確認
STEP3.小学校受験をさせるかどうか決める
STEP4.バックアップ体制を整える

各ステップをひとつずつ、チェックしていきましょう。


STEP1.小学校受験の目的を整理する

「早い段階で良い教育を受けさせたいから」
「将来的な受験の負担を減らしたいから」
「地域の公立小学校の評判があまり良くないから」

など、誰しもお子さんに小学校受験をさせたいと思ったきっかけがあるはずです。

まずは、なぜあなたがお子さんに小学校受験をさせたいのか、その目的を整理してみましょう。
目的がはっきりしたら、受験が本当に子供にとって必要なのか、もう一度検討してみます。
子供よりも親の都合を優先させいていないかなど、慎重に考えていくことが重要です。



STEP2.本人の意思の確認

続いて、受験をする張本人であるお子さんの気持ちを確認します。
自分の将来について判断ができる年齢ではないとはいえ、本人が強い抵抗を示すようであれば、受験勉強がストレスになってその後の成長に影響を及ぼす可能性も十分にあります。

受験しようと考えている小学校にお子さんを連れて行くなど、なるべくイメージしやすいように伝え、難色を示すようであれば無理に受験させるのは考えたほうが良いかもしれません。



STEP3.小学校受験をさせるかどうか決める

ここまで来たら、いよいよ受験をするかどうかの決断をします。
選択肢は、次の3つ。
子供が受験に「向いてる」と判断して塾に申し込む
子供が受験に「向いてない」と判断し、公立の小学校に通わせることにする
子供が受験に「向いてない」と判断したが、それでも挑戦してみる

前述の通り、「小学校受験に不向きな子の特徴」にお子さんが当てはまる場合でも、諦めなければいけないわけではありません。
重要なのは、

「なぜ受験するのか」
「本人が受験に対して多少なりとも積極性を示しているか」

の二点です。
うまくいかないと思ったら途中で中断することもできるので、とりあえず挑戦するだけしてみるのも一つの方法でしょう。



STEP4.バックアップ体制を整える

受験をすると決めたら、最後はバックアップの体制を整えます。
具体的には、以下の3つの要素が大きなポイントです。
目的に合った学校選び
学校に合った塾選び
親側の面接対策

説明会や相談会に足を運んで校風や求める生徒像をチェックする、志望校の合格実績が高い塾を選ぶなど、情報を収集に力を入れましょう。

また、面接はお子さんの受け答えだけではなく、保護者であるあなたの対応も見られています。
学校へのイメージや子供の教育方針など、面接で聞かれやすいことを整理しておいたり、マナー等をあらかじめ確認しておくことが重要です。


5.まとめ:「向き不向き」にとらわれず後悔のない選択を

小学校受験に向き不向きはある?一般的な特徴とサポート方法を解説
親としてはどうしても気になってしまう、「子供が小学校受験に向いているかどうか」という悩み。
向き不向きの特徴はあくまで一般論として頭に留めておく程度にして、「学校がどんな生徒を求めているか」「子供が本当にその学校に通う意味があるのか」で受験するかどうかを判断することが大切です。
親にとっても子供にとっても後悔のない選択をして、明るい将来が築けるといいですね。


小学校受験をするべきかについては、「【受験必要か?】共働き向け、国立や私立小学校受験するかしないか判断方法」の記事で一つの方法を紹介しています。

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