【初心者向け】習い事としてのピアノを弾くメリットと継続のコツ【大人も子供も】

【初心者向け】習い事としてのピアノを弾くメリットと継続のコツ【大人も子供も】
2020/09/22 2021/08/16
記事筆者: 音楽・芸術記事
【初心者向け】習い事としてのピアノを弾くメリットと継続のコツ【大人も子供も】

習い事としてのピアノはポピュラーですが、やめてしまう方が多いのも事実。
人生の半分以上をピアノと共にしている筆者としては、もったいないと思うのです。
そこで今回は、ピアノを弾くメリットとモチベーションに頼らない継続のコツをご紹介します。
ピアノをやめるかどうか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

板坂采佳のプロフィール
現在、国立大学に通っており、理学部で化学を学んでいます。
イギリスとアメリカに留学経験あり。
クラシックバレエを2歳より16年間、本格的に習っていました。
ピアノ歴19年、エレクトーン歴18年、キーボード、ベースの経験があります。

1.ピアノを弾くメリット

【初心者向け】習い事としてのピアノを弾くメリットと継続のコツ【大人も子供も】
ピアノを続けるとはいえ、そのメリットが知りたいですよね。
そこで、筆者がピアノを弾いていて良かったと感じる点を3つ挙げてみます。


頭の体操になる

ピアノが脳の発達に深く関わっていることは、科学的に証明されています。
具体的には、認知機能や記憶力、数学的な能力が向上するようです。
また、ある調査では東大生の2人に1人がピアノを習った経験があると判明しています。
確かに楽譜を読んだり両手を別々に動かしたりするので、ピアノは頭の体操になるというのも頷けますね。


日常を忘れられる

好きな曲を無心で弾いていると、ストレスを解消できます。 日常の喧騒を忘れ、静かな空間で美しい音色を奏でていると心が安らぐことでしょう。 心の健康に効果的であるという研究結果も出ているので、セルフセラピーとして取り入れても良いですね。


他の楽器にも応用できる

ピアノの楽譜を読めるようになると、その能力は様々な鍵盤楽器に応用できます。
また、リズム感や音感が養われるので、他の楽器や歌など音楽全般に関わりやすくなるのです。
実際に私の母はピアノの教師ですが、エレクトーンや打楽器、ギターやサックスなど様々な楽器を経験しています。 趣味の幅や交友関係も広がるので、間違いなく充実した人生になることでしょう。


2.モチベーションが保てない方へ

【初心者向け】習い事としてのピアノを弾くメリットと継続のコツ【大人も子供も】
ピアノを弾くメリットを3つご紹介しました。 しかしそれでも、モチベーションが保てずにピアノをやめてしまう方もいます。 確かに筆者自身も挫折しそうになったことがありました。
例えば、本番で大きなミスをしてしまったり、何故か突然やる気がなくなってしまったり。 しかしそれは、避けられない状態なのではないでしょうか。 モチベーションだけに頼らずピアノが弾けたら、メンタルに左右されずにピアノを続けられるはずです。


3.モチベーションに頼らず継続する

【初心者向け】習い事としてのピアノを弾くメリットと継続のコツ【大人も子供も】
そこでおすすめなのが、習慣の力を借りることです。
毎日歯を磨くように、「ピアノを弾かなくては気持ちが悪い」と感じるくらいに習慣化してしまいましょう。
以下、ピアノの練習を習慣化するヒントを4つ挙げてみます。


時間を決める

歯磨きをするタイミングが決まっているように、ピアノを弾く時間も決めると良いですね。
例えば筆者の場合は、「12時〜夕食前までに1時間以上弾く」と決めています。 これは、練習するかどうか悩んだり迷ったりする時間をなくすためです。
予定に融通が効くように「緩く」練習のスケジュールを組むこともポイント。 「弾きたいかどうか」といった気分で練習するのではなく、「弾く時間だから弾く」という理由づけが大切です。


練習メニューを決める

レッスンの内容がある程度決まっているように、練習でもメニューを決めましょう。
例えば、「練習曲20分、曲A、曲B合わせて40分」といった計画です。
ポイントは、ハノンのような練習曲が全体の1/3を占めるようにすること。 演奏に気を取られて指が動かせない、という状態を防ぐためです。 ハノンは指を鍛える筋トレのような役割。 課題になっていなくても、積極的に取り入れることをおすすめします。


今日のノルマを決める

練習メニューを大まかに決めたら、「今日できるようになること」も決めましょう。 高すぎる目標は逆にやる気を削いでしまうので、小さなゴールを設定してください。
例えば、「この1ページだけはスラスラ弾けるようになる」といった具合です。 少しずつノルマを達成する習慣が身につくと、ピアノが楽しくなります。


ピアノや椅子の上に物を置かない

いつでもピアノに向かえるよう、すっきりとした空間作りも大切です。 特に、ピアノや椅子の上に物を置いていると、片付けるのが億劫ですよね。 ピアノを弾くという行動を妨げてしまうので、ピアノの周りにはなるべく物を置かないようにしましょう。
逆に、練習している曲の楽譜は片付けずに出しておくと、スムーズに練習を始められるのでおすすめです。

行動を習慣化するには、およそ1か月かかるとされています。 まずは1か月、毎日決まった時間にピアノを弾けるように工夫しましょう。

4.まとめ

ピアノを続けるメリットと、挫折を乗り越えて練習を継続する方法についてご紹介しました。 慣れないうちは、地味で退屈な練習に嫌気がさすかもしれません。
しかし、練習が習慣になると上達も早くなるものです。 ピアノが上手に弾けるようになると、弾きたい曲を自由に弾けるので、毎日が充実します。
ピアノが楽しくない、やる気が出ないという方は、ぜひ試してみてくださいね。




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